
/
立春とは、暦の上で春が始まる頃
二十四節気では、2月上旬ごろに「立春」を迎えます。
立春は、暦の上では春の始まりです。
ただし、実際の気候ではまだ寒さが残り、朝晩は冷え込みやすい時期でもあります。
そのため、立春の頃は「春になったから動き出す」というより、
冬の体を少しずつ春へ切り替える時期 と考えると過ごしやすくなります。
寒さで縮こまっていた体を、急に大きく動かすのではなく、
呼吸を深め、巡りを意識し、少しずつ体をゆるめていくことが大切です。

もちろん、これらは必ず立春の影響で起こるものではありません。
ただ、冬から春へ向かう時期は、気温差や生活リズムの変化に体が反応しやすい頃です。
この時期は、無理に頑張るよりも、体の小さなサインに気づくことを大切にしましょう。
立春は「ゆるめて、巡らせる」養生を
冬は、体を守り、内側に力を蓄える季節です。
一方で春は、少しずつ外へ向かって動き始める季節です。
立春は、その境目にあたります。
大切なのは、急に春モードへ切り替えないことです。
冷えを残さないこと
呼吸を浅くしないこと
少しずつ体を動かすこと
胃腸に負担をかけすぎないこと
予定を詰め込みすぎないこと
冬の体をいたわりながら、春に向けてゆるやかに整えていきましょう。
立春におすすめの暮らしの養生

1.朝は急に動き出さない
立春を迎えても、朝はまだ冷え込みやすい時期です。
起きてすぐに慌ただしく動き出すより、布団の中で手足を軽く動かしたり、ゆっくり深呼吸をしてから起き上がるのがおすすめです。
体を急に動かすのではなく、少しずつ目覚めさせていきましょう。
2.首元・お腹・足元はまだ冷やさない
暦の上では春でも、体にとってはまだ冬の寒さが残っています。
薄着に切り替えるのは少しずつで大丈夫です。
首元、お腹、足元は冷やさないようにして、春先の冷えに備えましょう。
3.軽い散歩で呼吸を整える
春に向かう時期は、少しずつ体を動かすことも大切です。
ただし、激しい運動ではなく、日中の明るい時間に軽く歩くくらいで十分です。
歩きながら深く呼吸をすると、体も気持ちもゆるみやすくなります。
4.胃腸にやさしい食事を意識する
冬の間に重たい食事が続いた方は、立春の頃から少しずつ食事を軽やかにしていきましょう。
温かい汁物、蒸し野菜、やわらかく煮た根菜、青菜などを取り入れると、春に向かう体に合いやすくなります。
冷たい飲み物や生ものを急に増やすより、まずは温かく、消化にやさしい食事を意識しましょう。

5.夜は早めに休む
春に向かう時期は、気持ちが外へ向かいやすくなる一方で、体はまだ疲れをためやすいことがあります。
予定を増やしすぎず、夜は早めに照明を落として、静かに休む時間を作りましょう。
眠る前のスマートフォン時間を少し短くするだけでも、休む準備がしやすくなります。
安泰漢方鍼灸院で大切にしていること
安泰漢方鍼灸院では、季節の変化と体の状態を見ながら、その方に合った整え方を大切にしています。
同じ「疲れやすさ」や「冷え」でも、背景は人によって違います。
姿勢や体の使い方などの構造。
血流や経絡、呼吸などの流れ。
自律神経や内臓の働き、回復力などの調整。
この3つの視点から、今の体の状態を確認し、無理のない整え方を一緒に考えていきます。
立春のまとめ
立春は、暦の上で春が始まる頃です。
けれども、体はまだ冬の寒さを感じやすい時期です。
この時期は、急に動き出すよりも、冬の体をいたわりながら、少しずつ春へ切り替えていくことが大切です。
朝はゆっくり起きる。
首元・お腹・足元を冷やさない。
軽く歩いて呼吸を整える。
胃腸にやさしい食事をとる。
夜は早めに休む。
小さな積み重ねが、春に向かう体を支える養生になります。
冬から春へ向かう時期に、冷えやこわばり、疲れやすさ、眠りの浅さが気になる方は、体の状態を確認しながら、無理のない整え方を一緒に考えていきます。
初めての方は、軸整スタンダードを目安にご予約ください。


